マルトリートメント

2019/01/26

こんにちは。

皆さんは「マルトリートメント」という言葉を知っていますか?

以前、テレビ番組で紹介され話題になりましたが、最近も注目を浴びています。  マルトリートメント→ マル=悪い トリートメント=扱い

『マルトリートメント』とは、日本語で『不適切な養育』と訳され子どもの健全な発育を妨げるものとして1980年代からアメリカで広まりました。テレビ番組ではハーバード大学との共同研究で1,500人の脳をMRIで調査した福井大学の友田教授が「危ない子育て」を教え話題になったものです。

「わが家は虐待とは関係ない・・・」と思っていても実は何気ない一言や行動で子どもの脳を傷つける虐待の場合もあるということなのです。

最新の研究では子どもの脳は極度のストレスを感じると、その苦しみから逃れようと「自ら変形」してしまうことが判明してます。脳が変形すると、成長してから「うつ病」になったり、視覚野・聴覚野などの分野に影響する可能性もあるようです。

では、どんな行動がマルトリートメントになるのでしょう?

1.過干渉

子どもが自己管理できる年齢になっても親が行き過ぎた管理をしていると、子どもは「信用されていない」と認識します。過度の干渉は、危険や恐怖心を感じる脳の偏桃体が変形するそうです。

2.スマホ・タブレット

現代社会の中において必需品となったスマホ・タブレット!

忙しい時や静かにさせたい時に子どもに使用させていませんか?

調べによると、3歳児の47%、9歳児の90%がスマホなどのインターネットを利用しているそうです!

インターネット社会はとても便利な反面、長時間使用している子どもは、親とのコミュニケーションが極端に減少し、右脳と左脳をつなぎ感情をコントロールする脳梁という部分が縮小し、集団行動が苦手になってしまいます。

 

 

他にも、人と比べられて叱ると子どものプライドを傷つけ、脳に重大なダメージを及ぼしたり、感情に任せた暴言もマルトリートメントになります。

実は、体への暴力より言葉の暴力の方が、脳へのダメージは大きいことが分かっており、暴言を受けた子どもは聴覚をつかさどる聴覚野が肥大します。それでも子どもを叱らなければならない場面もありますので「60秒以内にポイントをしぼって叱る」と良いと専門家は言われます。

このように子どもの心を傷つけてしまう「マルトリートメント」ですが、日常でしまいがちだった事や、育児疲れでついしてしまったことが、子どもの脳に悪影響を与えてしまう恐れがありますので、子どもと積極的にかかわったり、「すごい」「助かった」など、日頃から子どもを褒めて絆を深めていきましょう!