子どもの癇癪(かんしゃく)

2019/10/04

子どもの癇癪(かんしゃく)とは?

癇癪とは、子どもが環境や成長に伴って起こす表現方法です。声を荒げて泣いたり、激しく奇声を発したり物を投げたりすることで、自分の気持ちを表現しようとする状態を指します。怒りや不安といった感情を持つこと自体は誰にでも起こる自然な現象ですが、 2~4歳ころになると自己欲求が強くなり、保護者としてはどう対処すればよいのか悩まされることも多くなるのではないでしょうか。

●癇癪を起す原因

 ・身体機能が未発達なため、自分のやりたいことが思うように上手くできない

 ・言語能力が十分に発達していないため、感情や伝えたいことを上手に表現できない

 ・イライラ感や怒りを自分でもコントロールできずに、大声や物に当たって表現する

このように、癇癪を起す理由としては様々ですが、「自分の思い通りにいかないことに対しての感情」が癇癪を起す根本といわれています。癇癪を起す理由を理解し、適切な対応をすることが大切となります。

●癇癪を起した時の対処ポイント

・無理はせず、落ち着くまで見守ってから話をする

癇癪は、時間や場所に関係なく始まるものです。何を言っても落ち着かない子どもに対して、イライラした感情で「静かにして!」「いい加減にして!」とその場を離れる保護者も少なくないでしょう。しかし、何度も子どもの癇癪を無視してしまうと、子ともが親に対して何を伝えようとしているのか分からず、何を言っても聞いてもらえないと判断され、人に気持ちを伝えることを諦めてしまう場合もあります。怒りたい気持ちをグッと我慢し、静かに見守ってあげる理解が重要となります。

癇癪が落ち着いたら、子どもにルールやマナーを教え、どうすれば良かったのかを伝える対応が大切です。

 

癇癪を起している子どもを見ると、わがままを言っているように感じ、たびたび起こってしまうと面倒に感じたりもします。しかし、子どもの癇癪には必ず理由があり、大事な成長過程の一つとも言えます。

原因を理解し、対応を工夫しながら上手に距離感を持って見守りましょう